AVG セキュア VPN では、実際の IP アドレスを非公開にすることでユーザーの接続先を偽装できます。このため、ウェブサイトやサーバーに実際の接続先を追跡されないようにできます。AVG セキュア VPN の使用時、実際の接続先が非公開されているかを確認したい場合、この記事の手順に従います。
次の手順に従う前に、AVG セキュア VPN サーバーを介して、インターネットに接続されていることを確認してください。手順については、次の記事を参照してください。
自分の IP アドレスを確認する
AVG セキュア VPN に接続したあと、アプリケーションのメイン画面に仮想 IP アドレスが表示されます。自分の IP アドレスと接続先が変更されていることは、次の手順で確認します。
- Windows スタート アイコンをクリックして、「
cmd
」と入力し始め、検索結果から [コマンド プロンプト] を選択します。 - [コマンド プロンプト] ウィンドウに「
nslookup myip.opendns.com. resolver1.opendns.com
」と入力し、キーボードの ↵ Enter
キーを押します。 - [コマンド プロンプト] ウィンドウに表示された 2 つ目の IP アドレスは、AVG セキュア VPN のメイン画面に表示された仮想 IP アドレスと一致するはずです。
- Apple メニュー バーで [移動] ▸ [ユーティリティ] ▸ [ターミナル] の順に選択します。
- [ターミナル] ウィンドウに「
nslookup myip.opendns.com. resolver1.opendns.com
」と入力し、キーボードの ↵ Enter
キーを押します。 - [コマンド プロンプト] ウィンドウに表示された 2 つ目の IP アドレスは、AVG セキュア VPN のメイン画面に表示された仮想 IP アドレスと一致するはずです。
AVG セキュア VPN に接続されているが、実際の IP アドレスが表示されている場合は、アプリケーションのメイン画面の [接続先を変更する] をクリックして別の場所を選択し、別のサーバーに接続してみてください。問題が続く場合は、AVG サポートにお問い合わせください。
位置情報サービスを無効にする
一部のウェブサイトやサーバーでは、ユーザーが VPN を利用している場合でも、位置追跡機能を使用してユーザーの実際の接続先を見つけます。これを停止するには、お使いのデバイスで位置情報サービスを無効にし、VPN の利用時に実際の接続先が非表示になるようにする必要があります。
匿名 / プライベート閲覧モードを使用する
ほとんどのウェブ ブラウザには匿名 / プライベート閲覧モードがあり、Cookie、インターネット一時ファイル(キャッシュ)、閲覧履歴など、実際の接続先の追跡に利用される可能性がある足跡をデバイスに残さずにウェブを閲覧できます。ほとんどの場合、匿名 / プライベート閲覧モードを使用することで、他の方法では解決されない位置情報追跡問題が解決されます。
ご利用のブラウザを開き、以下の手順に従います。
- Google Chrome:[
⋮
メニュー](3 つの点)▸ [Incognito ウィンドウを開く] の順に移動します。 - Mozilla Firefox:[
☰
メニュー](3 本の線)▸ [新しいプライベート ウィンドウ] の順に進みます。 - Microsoft Edge:[
…
メニュー](3 つの点)▸ [InPrivate ウィンドウを開く] の順に移動します。 - Opera:[メニュー](Opera アイコン)▸ [新しいプライベート ウィンドウ] の順に進みます。
- Safari:Safari ウィンドウが開き、アクティブであることを確認してから、Apple メニューバーの [ファイル] ▸ [プライベート ウィンドウを開く] をクリックします。
- AVG セキュア ブラウザ:
⋮
[メニュー](3 つのドット) ▸ [新しいプライベート モード ウィンドウ] の順に移動します。
特定のウェブ ページで問題が解消されない場合は、ブラウザの位置情報設定を変えたり、キャッシュと Cookie を消去したり、Java と Flash のキャッシュを消去したりしてみてください。
ブラウザの位置情報設定を変更する
- Google Chrome を開き、[
⋮
メニュー](3 つの点)▸ [設定] の順に進みます。 - [プライバシーとセキュリティの設定] までスクロールします。
- [サイトの設定] ▸ [位置情報] の順にクリックします。
- [サイトに位置情報の表示を許可しない] を選択します。これですべてのサイトで位置情報要求が自動的に拒否されるようになります。
Mozilla Firefox では、ウェブサイトがユーザーの位置データにアクセスしようとすると、ユーザーの許可が求められます。この機能は次の手順で完全に無効にできます。
- Mozilla Firefox を開き、アドレスバーに「
about:config
」と入力して、キーボードの ↵ Enter
キーを押します。 - 警告メッセージが表示されます。[リスクを受け入れて続行] をクリックします。
- アドレス バーの下にある [検索] バーに「
geo.enabled
」と入力します。 - geo.enabled 設定をダブルクリックし、値を [true] から [false] に変更します。これで位置を認識するブラウジングが無効になりました。
Microsoft Edge では、ウェブサイトがユーザーの位置データにアクセスしようとすると、ユーザーの許可が求められます。この機能は次の手順で完全に無効にできます。
- Microsoft Edge を開き、
…
メニュー(3 つの点)▸ [設定] の順に進みます。 - 左パネルの [Cookie とサイトの許可] をクリックします。
- [すべての許可] の下の [位置情報] を選択します。
- [アクセスする前に確認] の横にあるスライダーをクリックして、白色(オフ)にします。
Opera では、ウェブサイトがユーザーの位置データにアクセスしようとすると、ユーザーの許可が求められます。この機能は次の手順で完全に無効にできます。
- Opera を開き、[メニュー](Opera アイコン)▸ [設定] の順に進みます。
- [詳細] ▸ [プライバシーとセキュリティ] の順にクリックします。
- [コンテンツ設定] ▸ [場所] の順にクリックします。
- [アクセスする前に確認] の横にあるスライダーをクリックして、灰色(オフ)にします。
- Safari ウィンドウが開き、アクティブであることを確認してから、Apple メニューバーの [Safari] ▸ [環境設定...] をクリックします。
- [プライバシー] タブを選択します。
- [サイト越えトラッキングを防ぐ] の横のボックスにチェックマークが付いていることを確認します。
AVG セキュア ブラウザでは、ウェブサイトがユーザーの位置データにアクセスしようとすると、ユーザーの許可が求められます。この機能は次の手順で完全に無効にできます。
- AVG セキュア ブラウザを開き、[
⋮
メニュー](3 つのドット)▸ [設定] の順に進みます。 - [プライバシーとセキュリティの設定] までスクロールします。
- [サイトの設定] ▸ [接続先.] の順にクリックします。
- [アクセスする前に確認(推奨)]の横にあるスライダーをクリックして、灰色(オフ)にします。
キャッシュと Cookie を削除する
- Google Chrome を開き、[
⋮
メニュー](3 つの点)▸ [設定] の順に進みます。 - [プライバシーとセキュリティの設定] までスクロールします。
- [閲覧履歴データの削除] をクリックします。
- [詳細] タブを選択し、[時間範囲] ドロップダウン メニューで [すべての時間] を選択します。
- 次の項目が選択されていることを確認します。
- 閲覧履歴
- ダウンロード履歴
- Cookie とその他のサイト データ
- キャッシュされた画像とファイル
- [データを削除] をクリックします。
- Mozilla Firefox を開き、[
☰
メニュー](3 本の線)▸ [オプション] の順に進みます。 - 左パネルで [プライバシーとセキュリティ] を選択します。
- [Cookie とサイト データ] セクションで、[データを消去...] をクリックします。
- [Cookie とサイト データ] と [キャッシュされたウェブ コンテンツ] の横にあるボックスにチェックを入れ、[消去] をクリックします。
- [履歴 ] セクションまでスクロールし、[履歴を消去] をクリックします。
- [消去する時間範囲] ドロップダウン メニューを使って、希望するオプションを選択します。
- 次のオプションが選択されていることを確認します。
- 閲覧履歴とダウンロード履歴
- Cookie
- キャッシュ
- オフライン ウェブサイト データ
- サイトの環境設定
- [OK] をクリックします。
- Microsoft Edge を開き、
…
メニュー(3 つの点)▸ [設定] の順に進みます。 - [プライバシー、検索、およびサービス] をクリックします。
- [閲覧データを今すぐ消去] の横で、[消去するものを選択] を選択します。
- [時間範囲] ドロップダウン メニューを使って、[すべての時間] を選択します。
- 次のオプションが選択されていることを確認します。
- 閲覧履歴
- ダウンロード履歴
- キャッシュされたデータとファイル
- ダウンロード履歴
- [クリア] をクリックします。
- Opera を開き、[メニュー](Opera アイコン)▸ [設定] の順に進みます。
- [詳細] ▸ [プライバシーとセキュリティ] の順にクリックします。
- [閲覧履歴データの削除] をクリックします。
- [詳細] タブを選択し、[時間範囲] ドロップダウン メニューで [すべての時間] を選択します。
- 次の項目が選択されていることを確認します。
- 閲覧履歴
- ダウンロード履歴
- Cookie とその他のサイト データ
- キャッシュされた画像とファイル
- [データを削除] をクリックします。
- Safari ウィンドウが開き、アクティブであることを確認してから、Apple メニューバーの [Safari] ▸ [履歴を消去...] をクリックします。
- [消去] の横で、[すべての履歴] を選択します。
- [履歴を消去] をクリックします。
iCloud を使用してブラウザ データを同期する場合、上記の手順では、iCloud と、他のコンピューターとデバイスにインストールされているすべての Safari ブラウザからも履歴データが削除されます。
- AVG セキュア ブラウザを開き、[
⋮
メニュー](3 つのドット)▸ [設定] の順に進みます。 - [プライバシーとセキュリティの設定] までスクロールします。
- [プライバシー クリーナー - 閲覧データの消去] をクリックします。
- [詳細] タブを選択し、[時間による制限] ドロップダウン メニューで [すべての時間] を選択します。
- 次の項目が選択されていることを確認します。
- 閲覧履歴
- ダウンロード履歴
- Cookie とその他のサイト データ
- キャッシュされた画像とファイル
- [データを削除] をクリックします。
Java および Flash のキャッシュを消去する
Java と Flash のキャッシュは別々に保存されます。Adobe Flash キャッシュを消去すると、ブラウザは最新版のウェブ ページとプログラムを読み込みます。それにより、実際の接続先の履歴はすべて削除されます。
- AVG セキュア VPN 1.x Windows 版
- AVG セキュア VPN 1.x Mac 版
- Microsoft Windows 11 Home / Pro / Enterprise / Education
- Microsoft Windows 10 Home / Pro / Enterprise / Education - 32 / 64 ビット
- Microsoft Windows 8.1 / Pro / Enterprise - 32 / 64 ビット
- Microsoft Windows 8 / Pro / Enterprise - 32 / 64 ビット
- Microsoft Windows 7 Home Basic / Home Premium / Professional / Enterprise / Ultimate - Service Pack 1 with Convenient Rollup Update、32 / 64 ビット
- Apple macOS 11.x(Big Sur)
- Apple macOS 10.15.x(Catalina)
- Apple macOS 10.14.x(Mojave)
- Apple macOS 10.13.x(High Sierra)
- Apple macOS 10.12.x(Sierra)