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AVG セキュア VPN 経由による接続時のメール送信のトラブルシューティング

AVG セキュア VPNへの接続時に、Microsoft OutlookMozilla ThunderbirdApple Mail(Mac)などのメール クライアントからメールを送信しようとすると問題が発生する場合があります。この記事では、こうした問題を解決する手順について説明します。

インターネット ブラウザ経由でウェブ ベースのメール アカウントにアクセスする場合は、AVG セキュア VPN はメールの動作に影響を与えません。

手順

メール クライアントの送信 SMTP サーバー設定をポート 465 または 587 を使用し、SSL/TLS 暗号化を有効することで、通常はこの問題を解決することができます。

Microsoft Outlook の SMTP 設定を変更するには、次の手順を実行します。

  1. ファイル] ▸ [情報] ▸ [アカウント設定]の順にクリックした後、[アカウント設定...]を選択します。
  2. メール タブの下で、アカウントが選択されていることを確認し、[変更...]をクリックします。
  3. 次へ]をクリックした後、[送信メール]を選択します。
  4. 変更するパラメータ:
    • サーバー:正しいホスト名または IP アドレスが入力されていることを確認します。特にプロバイダが特定の IP アドレスを使用している場合は、SMTP サーバーに特定の IP アドレスを使用することをおすすめします。
    • ポート:お使いのメール サービス プロバイダの要件に応じて、ポート番号を 465 または 587 に変更します。
    • 暗号化方法:お使いのメール サービス プロバイダがサポートする場合、[SSL/TLS]を選択して暗号化接続を有効にします。
    • 送信(SMTP)サーバーに認証が必要な場合:メール サービス プロバイダで必要な場合は、ボックスにチェックを入れて、認証方法を指定し、有効にします。
  5. 次へ]をクリックした後、[完了]して、変更を確定します。

これでサーバーの設定が更新されました。使用するメール アカウントごとに、手順 2 ~ 5 を繰り返します。

Mozilla Thunderbird の SMTP 設定を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 左側のパネルでアカウント名が選択されていることを確認し、[アカウント設定]をクリックします。
  2. 左パネルで[送信サーバー(SMTP)]を選択します。
  3. リストから SMTP サーバーを選択し、[編集...]をクリックします。
  4. 変更するパラメータ:
    • サーバー名:正しいホスト名または IP アドレスが入力されていることを確認します。特にプロバイダが特定の IP アドレスを使用している場合は、SMTP サーバーに特定の IP アドレスを使用することをおすすめします。
    • ポート:お使いのメール サービス プロバイダの要件に応じて、ポート番号を 465 または 587 に変更します。
    • 接続のセキュリティ:お使いのメール サービス プロバイダがサポートする場合、[SSL/TLS]を選択して暗号化接続を有効にします。
    • 認証方法:メール サービス プロバイダで必要な場合は、[認証方法]を指定します。
  5. OK]をクリックして変更を確定します。

これでサーバーの設定が更新されました。使用するメール アカウントごとに、手順 2 ~ 5 を繰り返します。

Mac の Mail アプリの SMTP 設定を変更するには、次の手順を実行します。

  1. Apple Mail を開いてから、[Apple Mail]ウィンドウがアクティブになっていることを確認して、Apple メニュー バーで[メール] ▸ [設定…]の順にクリックします。
  2. アカウント]タブを選択します。
  3. 左側のパネルでアカウント名が選択されていることを確認し、[サーバー設定]タブをクリックします。
  4. 送信メール アカウントの横のドロップダウン メニューを使って、[SMTP サーバー リストを編集...]を選択します。
  5. SMTP サーバーが選択されていることを確認し、[サーバー設定]タブをクリックして、[接続設定を自動的に管理する]の横のボックスのチェックを外します。
  6. 変更するパラメータ:
    • ホスト名:正しいホスト名または IP アドレスが入力されていることを確認します。特にプロバイダが特定の IP アドレスを使用している場合は、SMTP サーバーに特定の IP アドレスを使用することをおすすめします。
    • ポート:お使いのメール サービス プロバイダの要件に応じて、ポート番号を 465 または 587 に変更します。
    • TLS / SSL の使用:お使いのメール サービス プロバイダがサポートする場合、ボックスにチェックを入れて、暗号化接続を有効にします。
    • 認証:メール サービス プロバイダで必要な場合は、[認証方法]を指定します。
  7. OK]をクリックして変更を確定します。

これでサーバーの設定が更新されました。使用するメール アカウントごとに、手順 2 ~ 7 を繰り返します。

トラブルが続く場合は、メール サービス プロバイダがアクセスを制限している可能性があります。考えられる制限は以下のとおりです。
  • データセンターの IP アドレスへのアクセスがブロックされている
  • アクセスが住宅向け IP アドレスに限定されている
  • アクセスが同国内の IP アドレスに限定されている
  • アクセスが特定のインターネット サービス プロバイダに限定されている

特定の IP アドレス

Gmail または Windows Live を使用している場合は、お使いのメール クライアントがホスト名(smtp.gmail.com または smtp.live.com)ではなく、SMTP サーバーの特定の IP アドレスを使用するよう設定することをおすすめします(これらのメール サービスは複数の SMTP サーバーを使用することで知られています)。

当社では上記のサーバーを管理していないため、IP アドレスの全リストは提供しておりません。

以下は、Gmail に属すると知られている SMTP サーバーの IP アドレスのリストの一部です。

74.125.136.108
74.125.133.108
74.125.142.108
74.125.143.108
173.194.66.16
173.194.66.108
173.194.66.109
173.194.67.108
173.194.67.109
173.194.70.108
173.194.70.16

以下は、Windows Live に属すると知られている SMTP サーバーの IP アドレスのリストの一部です。

65.55.172.254
65.55.96.11
65.55.162.200
  • AVG セキュア VPN 1.x Windows 版
  • AVG セキュア VPN 1.x Mac 版
  • Microsoft Windows 11 Home / Pro / Enterprise / Education
  • Microsoft Windows 10 Home / Pro / Enterprise / Education - 32 / 64 ビット
  • Microsoft Windows 8.1 / Pro / Enterprise - 32 / 64 ビット
  • Microsoft Windows 8 / Pro / Enterprise - 32 / 64 ビット
  • Microsoft Windows 7 Home Basic / Home Premium / Professional / Enterprise / Ultimate - Service Pack 1、32 / 64 ビット
     
  • Apple macOS 12.x(Monterey)
  • Apple macOS 11.x(Big Sur)
  • Apple macOS 10.15.x(Catalina)
  • Apple macOS 10.14.x(Mojave)
  • Apple macOS 10.13.x(High Sierra)
  • Apple macOS 10.12.x(Sierra)

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