偽ウェブサイト シールドとは何ですか?
偽ウェブサイト シールド は AVG インターネット セキュリティ の最新バージョンで利用可能な機能です。DNS (ドメインネームシステム) ハイジャックからユーザーを保護し、閲覧しようとしている実際のウェブサイトに確実にアクセスできるようにします。この機能は、必要なユーザー入力を最小限にとどめるように設計されています。偽ウェブサイト シールドを有効にしておくだけで、保護を確実に維持できます。
偽ウェブサイト シールドの仕組み
www.example.com のようなウェブサイトの URL(ウェブ アドレス)は、ブラウザーのアドレスバーに入力されるたびに、ユーザーがアクセスするウェブ ページが保存されているウェブ サーバーの IP アドレス(インターネット プロトコル アドレス)に変換されます。偽ウェブサイト シールドは、ウェブブラウザと AVG 独自の DNS サーバー間の接続を暗号化し、ハイジャックを防止し、必ず本物のウェブサイトが表示されるようにします。
偽ウェブサイト シールドの入手方法は?
偽ウェブサイト シールドは、AVG インターネット セキュリティ の最新バージョンではデフォルトで有効になっています。偽ウェブサイト シールドにアクセスするには、AVG インターネット セキュリティ画面で [個人データ] タイルをクリックします。
偽ウェブサイト シールドは、AVG インターネット セキュリティ の最新バージョンではデフォルトで有効になっています。偽ウェブサイト シールドにアクセスするには、AVG インターネット セキュリティ画面で [支払い] タイルをクリックします。
AVG インターネット セキュリティの最新バージョンをインストールしてアクティベートするには、次の記事の手順に従ってください。
DNS ハイジャックとは?
DNS ハイジャック(または DNS リダイレクト)は、訪問しようとするサイトから酷似した偽サイトにユーザーをリダイレクトする、悪意のある攻撃の一種です。DNS ハイジャックの最も一般的な方法は、ユーザーを本物のウェブサイトの URL(ウェブ アドレス)からフェイク ウェブサイトにリダイレクトするマルウェアをインストールすることです。フェイク ウェブサイトで、ユーザー名、パスワード、クレジット カードの詳細といった情報を盗み取ることができます。
このタイプの攻撃は、バンキングやショッピングのウェブサイトを使用する場合に特に危険なものになります。DNS ハイジャックは、機密情報が漏えいしたあとでしか認識されない場合もあります。
偽ウェブサイト シールドを無効にする方法は?
完全なセキュリティを確保するために、偽ウェブサイト シールドはデフォルトで有効になっています。トラブルシューティングのために一時的に無効にする必要がない限り、偽ウェブサイト シールドを常に有効にしておくことをお勧めします。
偽ウェブサイト シールドを無効にするには:
- AVG インターネット セキュリティのメイン画面で、[個人データ] タイルをクリックします。
- AVG インターネット セキュリティのメイン画面で、[支払い] タイルをクリックします。
- 偽ウェブサイト シールドの上にある緑色 (オン) のスライダーをクリックします。
- 偽ウェブサイト シールドを無効にする時間の長さを選択し、[はい、停止します] をクリックして確定します。
- Macの起動に使用するパスワードを入力して、[OK] をクリックします。
スライダーが赤色(オフ)に変わり、偽ウェブサイト シールドが無効になります。
偽ウェブサイト シールドはウェブ閲覧の速度に影響を及ぼしますか?
偽ウェブサイト シールド は、わずかに速度が低下しても、既知の安全な IP アドレスを使用して接続をルーティングします。このわずかな速度低下は、次の要因で発生すると考えられます。
- AVG が DNS サーバーを置いていない国がいくつかあり、サーバーに国外からアクセスすると、デフォルトの DNS を使用した場合と比較して速度が著しく低下することがあります。
- AVG IP が同じサーバーまでたどるルートが、デフォルトの DNS IP アドレスより長くなる可能性があります。
- 企業ネットワークを含め、一部のプロバイダーは DNS リクエストのソートと処理を行う独自の DNS サーバーを持っています。これらのサーバーは、グローバルな IP アドレスとは異なる、地域ベースのさまざまな IP アドレスを持っており、ウェブサイトの読み込みが高速である場合があります。
- 企業ネットワークを含め、一部のプロバイダーは暗号化された DNS リクエストをブロックまたはフィルタリングするため、リクエストがタイムアウトを待機する場合は AVG 偽ウェブサイト シールドへの接続が遅延または停止することがあります。
偽ウェブサイト シールドを正常に機能させるには、ネットワーク ファイアウォールの UDP ポート 443 と UDP ポート 53 で暗号化された DNS を許可する必要があります。
偽ウェブサイト シールドに「利用できません」というステータスが表示されるのはなぜですか?
特定のネットワーク設定やポリシーでは、DNS 設定を管理して偽ウェブサイト シールドを使用することが許可されない場合があります。偽ウェブサイト シールドでスタータス「利用できません」が表示される場合は、次を実行することをおすすめします。
- ネットワーク ファイアウォールの UDP ポート 443 と UDP ポート 53 で暗号化された DNS が許可されるようにします。ファイアウォールでこれらのポートがブロックされている場合、偽ウェブサイト シールドは、TCP プロトコルを使用してそれらのポートに接続しようとします。
- DNS 設定が確実に保護されるようにするには、ネットワーク管理者またはインターネット サービス プロバイダー(ISP)にご相談ください。
偽ウェブサイト シールドで例外を設定する方法は?
偽ウェブサイト シールドからウェブサイトの URL を除外するには、すべての AVG スキャンとシールドで例外を設定する必要があります。
除外するウェブサイトが感染していないことが分かっている場合にのみ、例外を設定してください。
- AVG インターネット セキュリティを開き、[
☰
メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。 - [一般] ▸ [例外] の順に選択します。
- [例外を追加] をクリックします。
- 次の例を参考にして、テキスト ボックスにウェブサイトの URL を入力します。
- [例外を追加] をもう一度クリックして確定します。