AVG アンチウイルスのスキャンからの、特定のファイルまたはWebサイトの除外

通常は推奨しませんが、特定のファイル、フォルダ、WebサイトをAVG アンチウイルスのスキャンの対象から除外することができます。これにより、スキャンにかかる時間を短縮し、誤検出を防ぐことができます。

以下のセクションを参照して、AVG アンチウイルスの例外を管理します。

例外を追加する

例外を設定すると、個々のファイル、フォルダ、Webサイトをすべてのスキャンとシールドから除外できます。

例外を設定するには、次の手順に従います。

1. AVG アンチウイルスを開き、[☰ メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。
2. [一般] ▸ [例外] を選択し、[例外を追加] をクリックします。
3. 質問に目を通し、[次へ] ▸ [リスクについて理解しています] の順にクリックします。
4. 次の方法のいずれか1つを使用して例外を追加します。
   • 特定のファイルパス、フォルダパス、またはURLをテキストボックスに入力し、[例外を追加] をクリックします。
   • [参照する] をクリックし、ファイルまたはフォルダ横のボックスにチェックマークを付けて、[OK] ▸ [例外を追加] をクリックします。

指定されたファイル、フォルダー、ウェブサイトは例外リストに追加されます。

高度な例外を追加する

高度な例外を設定することで、除外項目をより正確に定義することができます。

高度な例外を設定するには、次の手順に従います。

1. AVG アンチウイルスを開き、[☰ メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。
2. [一般] ▸ [例外] を選択し、[高度な例外を追加する] をクリックします。

次のような高度な例外設定が可能です。

• Webサイト／ドメイン：同じドメイン名を含むすべてのWebサイトを除外します。
• ファイル／フォルダ：オプションで除外を指定したファイルやフォルダを除外します。
• コマンド：コマンドラインにあるスクリプトを除外します。

Webサイト／ドメイン

1. [Webサイト／ドメイン] タブを選択します。
2. URLドメインを入力して、同じドメイン名を持つすべてのページを除外します。[例外を追加] をクリックします。

ファイル／フォルダ

1. [ファイル／フォルダ] タブを選択します。
2. 特定のファイルパス、フォルダパスを入力するか、[参照する] をクリックして参照します。
3. オプションで、この例外に許可する機能のチェックマークをはずすことができます。
   • すべてのスキャンに適用する：選択したシールドのスキャンをオンまたはオフにします。
   • 挙動監視シールドに適用する：アプリケーションが不審な挙動を示している場合、警告を発します。
   • ファイル シールドに適用する：パソコン上で追加されたファイルまたは開いているファイルをすべてスキャンします。
   • サイバーキャプチャー：認識されていないファイルを分析し、新たな脅威を警告します。
   • 強化モード：開いても安全な実行ファイルを判断します。
4. [例外を追加] をクリックします。

コマンド

1. [コマンド] タブを選択します。
2. [コマンド] を入力し、オプションで [コマンドパラメータ,] を指定して [例外を追加] をクリックします。

例外管理

アプリケーションの設定で現在の例外を管理することができます。

1. AVG アンチウイルスを開き、[☰ メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。
2. [一般] ▸ [例外] の順に選択します。
3. 該当する例外の上にカーソルを合わせて、オプションを選択します。
   • 鉛筆アイコン：例外を編集します。
   • ごみ箱アイコン：リストから例外を削除します。 リストは自動的に更新されます。

その他の推奨事項

その他の関連トピックについては、以下の記事を参照してください。

• AVG強化ファイアウォールによってプログラムがブロックされた場合にインターネットアクセスを許可
• AVG インターネット セキュリティでのブロックアプリと許可アプリ設定画面の使用